ダクト工事の見積もりはどのくらい?費用相場を解説!

2019年05月14日(火)

ダクト工事の見積もりはどのくらい?費用相場を解説!

ダクト工事の必要性は感じていても、気になるのは「料金」という声も多く聞かれます。ダクト工事にかかる費用は、現在の状況や職種など条件によって大きく左右されるため、一概にはいえません。これまでの例からお話すると、5万ほどで完了することもあれば、希望にあった工事にするには300万ほどの費用がかかることもあるほど幅が広く、まずは見積もりを取ることが一番の近道といえるでしょう。その前に、まずは工事費用がこれほど変わるポイントについて知っておきませんか?素材や用途の違いといった情報は上手にコストダウンをするにも頼りがいのある武器であり、予算に応じたプランを立てる基礎にもなります。

工事費用が変わるポイント

前述の通り、ダクト工事の費用は現場や希望によって大きく異なります。例えば、ダクトを1階に設置するのか、2階や屋上まで伸ばすのかによっても費用は異なり、一般的な相場では1階上がるごとに20万円高くなるといわれているほど顕著に現れます。費用と希望、周辺環境とのすり合わせは不可欠ですね。大きく影響を与える要素として「建物の使用方法による違い」「工事内容による違い」「飲食店の業態による違い」が挙げられますが、その内容について詳しくみていきましょう。

建物の使用方法による違い

一般的なオフィス、病院などの特殊施設、飲食店の順に費用相場が上がっていくのが一般的です。一番安い傾向があるオフィスの空調ですが、その種類は多種多様にあり、要望が増えるごとに費用は上がります。中間の病院などの特殊施設は、薬品の消臭や空気の清浄度を高く保つ必要があるため、特殊なダクトが必要となることが主な原因です。脂やニオイなどが多く発生する飲食店は空調機材にもパワフルさが求められ見積もり額も高額になる傾向があります。

工事内容による違い

使用する材質、排気空調なのか単純な空調なのか、何階の工事なのかによって大きく費用が異なります。ですが、価格は性能に直結しており、安いものを選べばいいというものでもありません。亜鉛メッキという素材は安価ですが熱やサビに弱い性質があり、飲食店に使用すればあっという間に修理が必要となるでしょう。一方、ステンレスは高価ですが丈夫。ですが、オフィスではこれほど丈夫でなくてもOKなど適材適所を心がけることがコスト削減の要です。

飲食店の業態による違い

飲食店と一口にいっても、ほとんど調理をしない喫茶店と、がっつり脂の飛び散る焼肉店とでは空調に必要なパワーが異なります。油分量・煙の出る量などでの変動し、パワーが必要なほど高い傾向があることを知っておきましょう。居抜き物件を検討する際は、自身の経営する分野とどれほど違うのかを把握することが大切です。また、すでに営業を開始しているけれど排気に不満があるといった場合は、ズレが生じている可能性があります。

自店舗・自社に合った工事をする重要性

住宅を新築する際は、建材や機能にこだわればそれだけ満足度の高い家になりますが、費用は高額になります。ダクト工事も同じであり、安さだけを追求するのではなく、希望と予算のどちらにも気を配って見積もりを考える必要があるでしょう。自店舗・自社に合った施工が成功の要です。また、経験豊富でノウハウを持った職人に依頼するというのも大きなポイント。ダクトを知り尽くしているからこそ、できる提案があります。見えない部分なのでつい価格を優先してしまいがちですが、簡単な工事で済ませると早い段階で空調トラブル・近隣クレームなども起こり得るリスクがあります。
リスクをできるだけ避けるにはダクト業者の選び方でチェックしておくことをオススメします。ダクトについてのお悩み、ご質問があればお気軽に広積空調までご相談ください。


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