工事費用が高い!ダクト工事は見合わそう
弊社は飲食店さまや店舗など、ダクト工事を専門に行なっている会社です。ダクトの交換方法や工事の流れ、費用を調べていてこのページに辿り着いたという飲食店オーナーさまも多いかと思います。
基本的に店舗のダクトに異音や性能の低下など違和感がある時点ですでに何かしらのトラブルが発生している可能性が高く、交換やメンテナンスが必要な時期に差し掛かっていると言えます。
ただ、「費用が高いから」「お店を閉めるわけにはいけないから」といってそのまま放置しておくと、やがてダクトが故障して工事費用やメンテナンス費用を上回る大きな損害を被ることにもなりかねません。逆にダクトをしっかりとメンテンスしてお店の環境を維持すれば、売上がアップする可能性も大いにあります。
ちょっと待った!「故障してから」で発生する損害額を把握できてますか?
ダクトに大きなトラブルが発生するまで放置されている飲食店オーナーさまも少なくありません。確かにダクトの交換やメンテナンスには費用がかかります。若干異音がしたり、給排気性能が低下したりといった症状が見られても、「使えていれば問題ない」と考える方が多いのです。
しかし、冒頭でもお話したとおり、ダクトのトラブルを放置しておくと非常に大きな損害を被るリスクがあります。実際に当社のお客さまであった事例を交えながら、ダクトのトラブルを放置する危険性についてご説明します。
工事による営業停止
ダクトが故障すれば当然工事が必要になり、その間はお店を営業することができません。ちょっとしたトラブルくらいならメンテナンスや1日の工事のみで終わる可能性もありますが、まるまる交換となるとダクトを製作しなければいけないので、数日~1週間ほど休業を余儀なくされる可能性も考えられます。
仮にお店の1日の売上が15万円で1週間休業したとすると105万円の損失になります。実際に弊社のお客さまでもダクトの故障によって休業して大きく売上がダウンしたという事例は数多くあります。
故障して休業するよりも損失や工事期間を抑えることができます。
揚げ物・焼き物が一切提供停止
特に揚げ物や焼き物など油を使う調理にはダクトが必要不可欠です。仮にダクトを使用しないと油が飛び散って火災になる危険性があります。また、店内に煙や臭いが充満してクレームが発生するリスクも高いです。そのためダクトが故障した場合、揚げ物や焼き物が一切提供できなくなります。
特に天ぷらや唐揚げ、とんかつ、焼き鳥やステーキなどを専門で提供されている飲食店さまにとっては死活問題です。主力商品がなくなってしまうため、大幅な売上ダウンやイメージダウンは避けられません。
揚げ物や焼き物をメインに提供されている飲食店のオーナーさまは定期的にダクトの状態をチェックして適切な対処を行いましょう。
最も痛手は顧客離れ!信用を失うリスクを回避しよう
店舗が休業を余儀なくされて売上がダウンするのは大きな痛手です。でもそれ以上に怖いのはお客さまからの信頼を失うこと。ダクトのトラブルによって環境が悪化すればお客さまが不快な思いをされます。また、長期間休業することで廃業したと思われたり「トラブルがあった」という噂が出回ったりするリスクも高いです。
一度失った信頼を取り戻すのは容易なことではありません。そういった意味でもダクトを放置して無理して営業を続けるよりは、しっかりとメンテナンスや交換を行ったほうが得策です。1日臨時休業して出費があったとしても、長期的に見ればそちらのほうがプラスになります。
致命的!他人事ではないクラスター
2020年に流行した新型コロナウイルス。多くの飲食店でクラスター(集団感染)が発生しました。その店舗の末路は悲惨です。数週間休業を余儀なくされ、保健所が入り、店名が報道されてネットなどで叩かれる。外出自粛の煽りを受けて売上が減少している状況でさらに窮地に追い込まれ、廃業という苦渋の選択をされた飲食店オーナーも少なくありません。
政府や自治体は3密(密閉・密集・密接)にならないよう呼びかけていました。ダクトが作動しないと密閉空間になってしまいます。そうなると、ウイルスが蔓延してクラスターが発生するリスクが極めて高くなります。
発想転換!今だからこそ、「安全性」が集客になる
コロナ禍以降、消費者が飲食店を選ぶ基準の1つに感染症対策を万全に行っているという「安全性」が加わりました。多くの飲食店では換気をしたり、ビニールシートやパーティションで仕切ったりといった対策を講じています。いくら良い商品・サービスを提供していても、安全性が確保されていないお店は選ばれないようになってきたのです。
換気をという面でもダクトは非常に有効です。たとえば20坪ほどの飲食店の場合、ダクトを稼働させれば3分程度で店内の空気を入れ替えることが可能です。また、ダクトで換気を行えば窓を開けなくてもいいので、寒さ・暑さや騒音、害虫対策にもなります。ただ、多くの飲食店ではダクトでの換気効果をアピールしていません。
コロナ禍で飲食店にとっては厳しい状況が続きますが、安全性をアピールして他店舗との差別化を図れば、集客ができて売上がアップする可能性もあります。
下記計算式で換気の時間を図れます
店舗容積(面積×高さ)÷排気量 =店舗内空気入れ替えにかかる時間(分)
※排気量は自店舗で使っている換気設備の風量合計
店舗・飲食店のダクト工事に精通している業者選びを!
ダクトに異常がある・性能が低下していると感じたら、すぐに業者に見てもらい、メンテナンスや交換など必要な措置を講じてもらいましょう。ただ、ダクト工事はどの業者でもいいというわけではありません。中には技術力や知識レベルが低い、あるいはぼったくり行為をする業者も存在します。
店舗・飲食店に特化した、技術力と知識があるダクト工事業者を選びましょう。業者選びをする上で、特に以下の項目に該当しているかどうかをチェックしてください。
営業時間外の施工
ダクトが急に不調をきたすケースがあります。また、店舗運営に及ぼす影響を最小限に留めるためには工事を営業開始前もしくは閉店後に行う必要があります。そうなると、深夜や早朝に工事を行ってもらうよう依頼することも十分想定されます。
ダクト工事業者を選ぶ際には、その業者の営業時間外でも施工対応してくれるかどうかを確認してみましょう。「営業時間外は対応しません」という業者は売上を考えるとどうしても相談しづらいです。
緊急対応してくれる・施工時間を調整してくれる業者を把握できれば、今後も何かトラブルが発生したときに気軽に相談できるので安心です。
長期視野で高い換気性能を維持
前述のとおり、技術力や知識が乏しい業者は避けたほうが無難です。なかにはさまざまな工事を行っていて、DIYでダクト工事もサブ的に行っているところがあります。そういった業者よりは、ダクト工事を専門で行っている業者を選びましょう。もちろん交換など大掛かりになる場合は自分自身のDIYも絶対に避けましょう。
また、やたら安さを強調する・安い製品を提案する業者も存在します。確かに費用は安いに越したことはありません。しかし、安かろう悪かろうの施工では、すぐに故障してしまいます。せっかく工事を依頼したのに頻繁に故障してしまえば、結局修理費が高くついてしまいます。換気性能が低いと安全性の担保もできません。
値段も重要ですが、工事やダクトの品質にも着目してください。
ダクトの異常を放置していれば遅かれ早かれ故障します。そうなれば大きな損害を被ることにもなりかねません。逆にダクトを店舗にあったもので正しく施工すれば、店内を快適な環境に保つことができ、お客さまの安全性を確保することができます。感染症のリスクが低い衛生環境をアピールすれば売上アップにつながるかもしれません。
東京・埼玉・千葉・茨木でタクト工事をお考えなら、広積空調工業にお任せください。緊急対応も可能。昼夜問わず営業時間外でも柔軟に対応いたします。ダクト工事を専門に行なっているので、技術力と知識が豊富な技術者が施工を担当。お客さまのお店に合わせたダクトも製作いたします。しかも、自社一貫対応だから適正価格で施工可能です。
ダクトに異常を感じたら、「そろそろ交換」と思ったら、一度私たちにご相談ください。
≪前へ「飲食店でも業態でダクトの役割は変わるってホント?」 | 「じわりと流行っているダクト工事DIY~専門業者が教える成功するDIYと見極めを徹底解説」次へ≫